最も安い 欠品無し 動作OK 全体状態まずまずのクーガ2200

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コロナ禍が始まる少し前「ユーは何しに日本へ」と言うTV番組を見ていたら日本にラジオを買いに来ている米国人と思われる50過ぎの禿げた叔父さんが出ていました。彼が買っていたのは70年台の日本のラジオで、曰く「(アナウンサーに対して)君は知らないの?70年台の日本製のラジオは世界一だよ。こんな物、今こんな値段では作れないよ。」と、確かそんな事を口にしたと記憶します(大分記憶が曖昧ですが)。それから3年弱、色々なラジオ、其れも日本以外のものも含めて弄って見ると、彼の言っていた事が何となく腑に落ちる様にも思います。こういう事ではないかと思います(専門に勉強した訳では無いので間違いが有ればご容赦下さい)。彼が当時念頭に置いていたラジオがこのクーガであるかどうかは分かりませんが、当時のラジオは当然の事ながらアナログです。現在のDSPのラジオの様に恐ろしい程SNが良くなる事は有りません。音の信号だけを抽出できないからです。一方で全ての信号を受けるので性能さえ良ければどんな微弱な電波でも受信します。勿論短波のなどではフェーディング(BCLの方々の用語ではフェージング...信号のうねり)が有りますが、兎も角受信します。これは閾値以下の信号をスッパリと切ってしまうデジタルでは出来ません。もう一つ、このクーガ2200を弄って気づいたのですが、このモデルは周波数を等間隔でダイヤルスケールに表示する為、特注と思われるエアバリコンを使っています。ポリバリコンさえ珍しくなった今日日、この様に受信のために特注でエアバリコンを投入する様なラジオはコスト面からもコマーシャルな面からも出てこないでしょうし、出したとすればとんでもないコストになってしまうと思います。そういう意味でこのモデルはある意味日本のアナログBCL技術の一つの金字塔と言って良いのでしょう。発売当時の定価は¥32800と非常に高価でBCL少年にはとても手の届かない憧れのモデルでしたが、今の目で見ればこれはとんでもないハイコストパフォーマンスの一台だった筈です。一方の雄のソニーはクリスタルマーカーと言う電子デバイスをつかい、それはそれで画期的な物でしたが、アナログでこの性能を達成したナショナルは矢張り凄いと思います。の価格は動作品では3、4万円ですから、現在の価格は良い線でしょう。ACコードつき。商品の情報カテゴリー : 家電・スマホ・カメラ > オーディオ機器 > ラジオブランド : パナソニック商品の状態 : やや傷や汚れあり発送元の地域 : 千葉県

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